NMNのヒトへの投与
2021.02.26|NMNまとめコラム
最新の研究によって、NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)にまつわる様々なことが明らかになっています。
過去に行われた動物を使う研究でも、NMN投与で各臓器のNAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)が増加することや、増加の影響により健康の維持が期待できることが判明していました。
だからといって、すぐに人間に投与できるわけではありません。人間に投与した際も同じような効果が出るのか、また何らかの副作用が出る可能性はないのかを詳しく調べる等の各段階を踏む必要があります。
2020年1月に慶應義塾大学医学部内科学教室の研究グループが臨床研究を行い、「NMNは健康なヒトに安全に投与できることが明らかになった」と発表しました。
臨床研究は健康な男性10人を対象にNMNを投与する形で行われました。結果、脈拍や血圧や臓器には基準を超える変化は見られず、また睡眠や視力にも問題はなかったこと等が分かりました。
この研究はNMNの安全性を証明する大きな一歩だったといえます。これを受け、今後はさらに活用の道が広がるのではないでしょうか。
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